防災ママカフェ*プレママ勉強会*
突然ですが、みなさん
9月1日は防災の日って知っていますか?
9月2日、手のひらに太陽の家&みんなのカフェtetoteさんにて開催した
『防災ママカフェ*プレママ勉強会』に参加してきました。
災害時における炊飯のデモンストレーション、
家具の固定や車中泊のコツ、ハザードマップの確認、小さな子どもとの避難方法、などなど
てんこ盛りな2時間でした。
まずは、炊飯準備から。
アルミ缶炊飯の方法と、ポリ袋を使った炊飯&蒸しパン作りのデモンストレーション。
空き缶炊飯の燃料はなんと牛乳パック!(新聞紙を縦長に丸めたものでもOK)
1つのアルミ缶で0.8合分のごはんが炊けるそう。
ポリ袋炊飯の方法も教えて頂きました。
今回は白米の他に、サバ缶を使ったサバメシも♪
そしてせっかくなので~と蒸しパンの作り方まで!
茹でて蒸しパンが作れるなんて驚き!!
この時に使うポリ袋は熱で溶けてしまわないよう、必ず『高密度ポリエチレン』と書かれたものを使うことが大事!
さてさて、どんな炊き上がりになるんでしょう。楽しみ♪
炊き上がるのを待つ間、次のテーマへ。
登米市で発行している洪水ハザードマップを広げ、
まずは自分たちが住んでいる場所をチェック!
洪水ハザードマップには浸水想定ランクが色分けして載っています。
ただ残念なのが、登米市のこの色分けがピンク系のグラデーションになっていて、
非常に見にくいこと(^_^;)
色盲や色弱の方にもわかりやすく改良してほしいですね~と皆さんで話しました。
他にも土砂災害危険個所や避難所の位置や避難する方向なども載っているので
一度、ご自宅や職場のチェックをしておくといいですね!
ちなみにこのハザードマップ、各町域のものは全戸配布になってます!
もしくは総務部防災課でももらえるそうなので、問い合わせてみてくださいね。
次は保育士さんによる小さなお子さんとの避難についてお話を伺いました。
災害時は両手が自由になるおんぶがいいこと。
そのためにも普段からおんぶに慣れておくといいそうです♪
まだ首のすわっていない新生児の場合は、画期的な「トートバッグ避難」についても教えて頂きましたよ!
次は皆さんの普段使っているバッグに入っているもので防災対策に使える物はあるか確認しながら
いざという時に役立つ防災グッズや、家具固定が大事なことを高野先生からご紹介いただきました。
家具の固定は必ずL時金具が鉄則だそうです。スプリング式はNGとのこと。
賃貸にお住まいの方は壁に穴をあけることに抵抗がある場合も、
最近は防災の観点から家具固定はOKになってきているので、大家さんや不動産屋さんに確認してみるといいそうですよ!
養生テープで窓ガラスを補強している場合、養生テープはずっと貼りっぱなしだと剥がせなくなるので注意!とのアドバイスも。
介護シートや100均で購入可能な銀色の保温シートを普段からオムツ交換マットとして使用してもいいね♪と。
大事なのは普段から備えておくこと。
いざという時は突然やってきます。
いつも使っているもので代用できるように、普段使うものを選んでおくといいですね。
トリマーをされている参加者さんからも、とっても便利な臭い袋も教えて頂きました。
今のコロナの状況で、できるなら避難所へ行きたくはないですよね。
そこでご紹介いただいたのが車中泊のコツ。
車での避難生活はエコノミー症候群の問題も指摘されていましたが、
感染症対策も兼ねて、今は避難方法の選択のひとつとして見直されているそう。
エコノミー症候群予防のためには膝を曲げず、平らに寝られることが重要。
高野先生は板を敷いて、その上に長座布団などを敷いてらっしゃいました。
100均にもある吸盤を使ってカーテンをつけたり、
クッションカバーの中にタオルなどを入れておくといろいろ使えて便利とのこと。
車種によってはシートがフラットにならないものも。
ご自分の車のシートアレンジを確認しておくといいですね~♪
そして最後はごはん!!!(笑)
アルミ缶のごはん、とっても美味しく炊けてました♡
サバ缶を使ったごはんも、ポリ袋蒸しパンも感激の仕上がり。
そしてtetoteの菊地さんから、いろいろな非常食のご紹介も♪
水で戻せるお餅やご飯、乾パンなど、いろいろあるんですね~。
お子さんがいるご家庭ではこういった非常食を用意しておくことだけじゃなく、
実際に試食してみることも大事と教えていただきました。
いざという時に食べてくれなきゃ意味がないですもんね(^_^;)
他にもここには書き切れないくらい、いざという時に役立つ情報が満載な講座でした♪
これをきっかけに我が家の非常持ち出し袋を見直したいと思います!!
ぜひ皆さんも!!
参考
・登米市 防災安全トピックス
・地盤サポートマップ/ジャパンホームシールド